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初心者向けスペイン語の物語が聴けるYouTubeチャンネル7選【レベル別】

Alexey Nenastyev
PlayLingo 創業者 ·

初心者でも聴けるやさしいスペイン語の物語のYouTubeチャンネル7選。A1からB1-B2までレベル順に、画面にスペイン語の文が出るか、英語訳が出るか、何も出ないかもチャンネルごとに紹介します。

新しい言語で最初に聴くなら、短い物語がいちばんとっつきやすい素材です。始まりと終わりがあり、登場人物は数人だけで何度も顔を出し、話の筋に必要な単語は自然と繰り返されます。5分ほどのお話を聴き終えるころには大事な単語に何度も出会っているので、同じ単語を二度調べることはめったにありません。

YouTubeには初心者向けのスペイン語の物語がたくさんありますが、作り方はチャンネルによってまちまちです。スペイン語と英語を1行ずつ画面に並べるところもあれば、文字は一切出さず、先生が身ぶりでお話を演じるところもあります。誰もが知っている童話を語り直すチャンネルもあります。そこで2026年10月、私たちはチャンネルを1つずつ確認しました。実際に動画を開き、画面に何が表示されるか、誰が語っているか、本当のレベルはどのくらいかを書き留めています。リストに残ったのは7つです。

ひと目でわかる一覧

  • A1: Dreaming Spanish
  • A1-A2: ListenES, The Comprehension Lab, Polyglot Pages
  • A2: The Fable Cottage
  • B1: Use your Spanish
  • B1-B2: Español con Juan

1. Dreaming Spanish:文字なし、演じて伝えるお話(A1)

YouTubeのDreaming Spanish: “Easiest Spanish Story You’ll Ever See - Superbeginner Spanish”

まずはこの動画から: “Easiest Spanish Story You’ll Ever See” · YouTubeのDreaming Spanish

Dreaming Spanishは登録者63万8,000人のチャンネルで、その方法にはルールがひとつしかありません。文法は教えず、理解できるスペイン語だけを聴かせることです。Superbeginnerシリーズの物語は、スペイン語をほとんど知らない人のために作られています。画面に文字は出ません。その代わりに先生たちが衣装や小道具を使い、周りに次々と現れる絵で意味を伝えていきます。“Easiest Spanish Story You’ll Ever See”では、ひとりの女性への愛のために世界の果てまで旅する男の話をShelcinが語ります。言葉と同じくらい、絵を手がかりに筋を追っていくことになります。

まず理解して、読むのはあと。それがこの方法の狙いです。10分では物足りないなら、1時間のまとめ動画“Spanish Stories for Complete Beginners”があり、“The Coffee Shop”から“Movie Night”まで短いお話が11本続けて入っています。YouTubeで選べるのはスペイン語の自動字幕だけなので、ここの動画は読む教材ではなく、聴く教材として使いましょう。

2. ListenES:1つのお話を3回通して聴く(A1-A2)

YouTubeのListenES: “Very Simple Spanish Story for Beginners (A1-A2) - My Perfect Day”

まずはこの動画から: “Very Simple Spanish Story for Beginners (A1-A2): My Perfect Day” · YouTubeのListenES

ListenESの動画はどれも、日常のお話を1つ、決まった順番で聴かせます。その流れは説明欄のチャプターを見ればわかります。まずは画面上部にスペイン語の文を表示しながらお話を聴きます。次に同じお話をもう一度、今度はスペイン語の各行の下に英語訳を添えて。さらにもう一度、耳だけで聴き、最後にいくつかの質問と単語リストが続きます。映像はアニメのイラストで、たとえばカフェでランチをしながら笑い合う2人の友人の場面に、「Almorzamos y hablamos de la vida.」という文が重なります。

いちばん見られているお話は“My Perfect Day”で、再生回数は45万回を超え、長さは19分です。ほとんどのタイトルにA1-A2とレベルが書かれていて、題材はありふれた1日です。ついていない朝、職場までの散歩、なまけ者のおまわりさん。

3. The Comprehension Lab (ES):5分で聴ける短いお話(A1-A2)

YouTubeのThe Comprehension Lab (ES): “Easy Spanish Story for Beginners A1/A2: mi familia”

まずはこの動画から: “Easy Spanish Story for Beginners A1/A2: mi familia” · YouTubeのThe Comprehension Lab (ES)

登録者は約5,000人と小さなチャンネルですが、リストに入れた理由は長さにあります。ほとんどのお話が4〜5分で、A1の学習者が集中を切らさずに聴いていられるのがちょうどそのくらいです。描かれた場面の上に、各行が上はスペイン語、下は英語で表示されます。お話のあとには、内容についての質問がいくつか出てきます。

“mi familia”では、45歳の父親カルロスが家族と過ごす土曜日を案内してくれます。パンケーキ、寝ぼけた10代の子ども、テーブルの下の犬。現在形だけで書かれ、ゆっくり読まれます。チャンネルは今も更新を続けていて、エピソードは35本目に達しました。

4. Polyglot Pages:英語とスペイン語を並べて読む(A1-A2)

YouTubeのPolyglot Pages: “English Spanish Translation | Bilingual stories for beginners”

まずはこの動画から: “English Spanish Translation | Bilingual stories for beginners” · YouTubeのPolyglot Pages

英語訳つきのスペイン語の物語を探しているなら、いちばん文字どおりの答えがここです。Polyglot Pagesはスペイン語でよく使われる単語だけでお話を組み立て、どの文も上に英語、下にスペイン語と2回ずつ表示します。ときどき1つの単語だけが画面いっぱいに映り、「miracle」の下に「milagro」が出るといった具合に、大事な語彙が目に残るよう工夫されています。

おすすめは30分の冒険もの。謎の手紙を受け取った男が神殿へ旅立ち、パズルを解いて宝を手に脱出します。チャンネルによれば、スペイン語で最もよく使われる500語で書かれているそうです。もっと長い動画では2,000語、3,000語をうたっていますが、まずは短いほうで、この形式が自分に合うか確かめてみましょう。

5. The Fable Cottage:ゆっくりしたスペイン語で聴く童話(A2)

YouTubeのThe Fable Cottage: “Pollito Tito - Chicken Little in Spanish with English subtitles”

まずはこの動画から: “Pollito Tito: Chicken Little in Spanish” · YouTubeのThe Fable Cottage

The Fable Cottageは昔ながらの寓話や童話を語学学習者向けに語り直していて、スペイン語版は手描きのイラストに合わせてゆっくり読まれます。映像の中に文字はありません。その代わりにチャンネルが独自の字幕をスペイン語と英語の2種類用意しているので、スペイン語で文字を追うことも、英語で意味を確かめることもできます。

“Pollito Tito”は再生回数が100万回を超え、長さは5分です。このバージョンでは、ひよこがインターネットで「空が落ちてくる」という物騒な見出しを読み、出どころを確かめもせずに友だちみんなに知らせようと駆け出します。A2の段階で童話はよい選択です。だいたいの筋はもう知っているので、そのぶん言葉に注意を向けられます。簡単に感じてきたら、“El Pájaro y la Ballena”に挑戦してみましょう。

6. Use your Spanish:画面の文章で読む日常のお話(B1)

YouTubeのUse your Spanish: “Aprende a hablar español como un nativo con historias de la vida diaria #33”

まずはこの動画から: “Historias de la vida diaria #33” · YouTubeのUse your Spanish

初心者向けの物語から一段上がるならここです。どの動画も、日常の出来事を一人称で語るお話で、ノートのページにスペイン語の文章が段落ごと表示され、役に立つ表現は赤で示されています。#33では、ある人が土曜日のハイキングを計画します。朝早く起き、山まで車で1時間、暑くなる前に「como muy tarde」7時には家を出る。お話はまずゆっくりしたスピードで読まれ、続いて質問、それから各表現をスペイン語で説明するカードが出てきます。カードの例文には英語訳つきです。最後にもう一度、ふつうのスピードでお話が流れます。

この動画は170万回以上再生されていて、長さは21分です。チャンネル独自のスペイン語字幕があり、シリーズには「nivel intermedio」と書かれています。まだA2でも、ゆっくりした読み上げと画面の文章のおかげで十分ついていけます。ふつうのスピードの回は、2週目に取っておきましょう。

7. Español con Juan:カメラに向かって語る月に1本のお話(B1-B2)

YouTubeのEspañol con Juan: “Historias en español: enero | Spanish storytelling”

まずはこの動画から: “Historias en español: enero” · YouTubeのEspañol con Juan

フアンは登録者40万人近くを抱えるスペイン語の先生で、2018年には毎月1本ずつ新しいお話を語っていました。絵も文字も画面には出ません。部屋にいるフアンが、手ぶりと表情とたっぷりのエネルギーで、何があったかを話してくれるだけです。1月のお話は「Rebajas de enero」、つまり1月のバーゲンセールの話で、長さは21分です。

ここまでのチャンネルがゆっくりに感じてきたら、次はここです。学習者に向けて話してはいますが、1語ずつかみ砕いたりはしない自然なスペイン語です。とはいえ、放り出されるわけではありません。説明欄に練習問題つきのトランスクリプトへのリンクがあるので、聞き逃したところは読んで確かめられます。1月の次は2月のお話です。

物語でスペイン語を勉強する手順

お話をBGMのように一度流すだけでは、ほとんどが耳を素通りしていきます。1日20分でできるやり方を紹介します。

  1. 筋を追えるお話を選ぶ。 わからない単語が多くても、1回目で話の流れがつかめるのが目安です。1分で迷子になるなら、リストを1つ上のチャンネルに戻りましょう。
  2. 1回目:聴きながら読む。 画面のスペイン語の文か、スペイン語字幕を使います。知らない単語が出てきても止まらずに進みましょう。
  3. 2回目:聞き逃した文に戻る。 その文で一時停止し、動画に英語訳があれば確認します。調べるのは、意味をつかむ妨げになっている単語だけにします。
  4. 3回目:耳だけで聴く。 文字を隠すか、Dreaming Spanishのように文字が出ないチャンネルを選んで、同じお話をもう一度聴きます。
  5. フレーズを3つ残す。 20単語のリストではありません。気に入ったフレーズを3つ、出てきた文ごと残しておきます。

同じお話を3回聴くほうが、新しいお話を3つ1回ずつ聴くより多くを学べます。1週間後にもう一度聴いてみてください。あまりの簡単さに驚くはずです。

物語に慣れてきたら、ネイティブ向けの動画に進みましょう。次に何を見ればいいかはYouTubeでスペイン語を学ぶ方法のガイドで紹介しています。PlayLingoでYouTubeを使ってスペイン語を学ぶページには、レベル別に分けたスペイン語動画のカタログがあります。

PlayLingoで読みながら聴く

上のチャンネルはすべてPlayLingoで使えます。ほかのYouTube動画も、リンクを貼り付ければ同じように開けます。アプリが動画の下にスペイン語を1行ずつ、あなたの言語への翻訳と一緒に表示します。画面に文字が出ないDreaming SpanishやEspañol con Juanでは、これがいちばん役に立ちます。単語やフレーズをタップすると、その文の中での意味をLingoが説明してくれます。ハイキングのお話の「como muy tarde」や、小銭を持たずにバスに乗る場面の「suelto」といった表現です。保存したフレーズは、それを聞いたお話の場面と一緒に、あとで復習に出てきます。

PlayLingoのプレーヤー:動画のセリフと、フレーズの解説

手順の3回目には、Listenモードに切り替えましょう。文字が消え、1行ごとに動画が止まります。つまずいたら、文を1語ずつ表示することもできます。Speakモードでは、セリフを声に出して繰り返すと、言えた単語が光っていきます。動画の速度を落としたり、1行だけをループしたりもできます。PlayLingoはiPhone、iPad、Mac、Androidで使え、無料で始められます。毎日一定量の練習が無料でできます。

よくある質問

英語訳つきの初心者向けスペイン語の物語はどこで見つかる?

このリストでは、ListenES、The Comprehension Lab、Polyglot Pagesが、スペイン語の各行の下か上に英語訳を表示します。The Fable Cottageは映像に文字を入れず、オンにできる英語字幕を付けています。

A1レベル向けのスペイン語の物語はある?

あります。Dreaming SpanishのSuperbeginnerシリーズはスペイン語をほとんど知らない人向けに作られていて、ListenESとThe Comprehension Labはお話にA1-A2と表示しています。A1に届いていないなら、まずは数週間、初心者向けの講座で学ぶ必要があります。

スペイン語でも理解可能なインプットは効果がある?

物語は、理解可能なインプットの中でもいちばん取り組みやすい形です。文法のルールではなく、文脈や絵、繰り返しから意味がわかるからです。お話の大部分を追えるときに最もよく効きます。ほとんど何もわからないなら、難しすぎるのは教材のほうで、方法のせいではありません。

英語訳は読んだほうがいい?読まないほうがいい?

答え合わせに使い、筋を追うのには使わないこと。まずスペイン語を読み、自力で理解できなかった行だけ英語を見ましょう。どうしても目が英語に向いてしまうなら、英語訳を隠すか、英語訳のないチャンネルに切り替えましょう。